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タグ:寄生虫 のエントリー一覧

  • 馬の条虫における駆虫剤抵抗性の前兆

    話題 - 2024/03/30

    近年では、多くの寄生虫が駆虫剤抵抗性(Anthelmintic resistance)を持つことが世界的な問題になってきており、ヒトと動物の双方における医療の観点から、駆虫剤の責任ある使用(駆虫剤スチュワードシップ:Anthelmintic Stewardship)の重要性も提唱されています。ここでは、馬の条虫(主にAnoplocephala perfoliata)において、駆虫剤への抵抗性が起こり始めているという知見を紹介します。参考文献:Nielsen MK. Apparent trea...

  • 駆虫剤への抵抗性に関する馬の飼養管理者の認識

    話題 - 2024/03/23

    近年では、多くの寄生虫が駆虫剤抵抗性(Anthelmintic resistance)を持つことが世界的な問題になってきており、ヒトと動物の双方における医療の観点から、駆虫剤の責任ある使用(駆虫剤スチュワードシップ:Anthelmintic Stewardship)の重要性も提唱されています。ここでは、豪州のサラブレッドの飼養管理者に対して、馬の寄生虫疾患や駆虫法、および、駆虫剤への抵抗性などに関して、聞き取り調査および回答の解析を行なった知...

  • スウェーデンでの馬の選択的駆虫法

    話題 - 2024/03/16

    近年では、多くの寄生虫が駆虫剤抵抗性(Anthelmintic resistance)を持つことが世界的な問題になってきており、ヒトと動物の双方における医療の観点から、駆虫剤の責任ある使用(駆虫剤スチュワードシップ:Anthelmintic Stewardship)の重要性も提唱されています[1]。ここでは、先進的な馬の駆虫方針が実践されているスウェーデンにおいて、馬の円虫に対する駆虫剤の抵抗性を調査した知見を紹介します。参考文献:Alm YH, Osterm...

  • 馬の円虫における複数ラクトン系駆虫剤への抵抗性

    話題 - 2024/03/09

    近年では、多くの寄生虫が駆虫剤抵抗性(Anthelmintic resistance)を持つことが世界的な問題になってきており、ヒトと動物の双方における医療の観点から、駆虫剤の責任ある使用(駆虫剤スチュワードシップ:Anthelmintic Stewardship)の重要性も提唱されています[1]。ここでは、英国での調査において、複数のラクトン系駆虫剤に抵抗性を示す馬の円虫が確認された、という知見を紹介します。参考文献:Bull KE, Allen KJ, Hodgkin...

  • 馬の寄生虫での駆虫剤抵抗性の発生状況

    話題 - 2024/03/03

    近年では、多くの寄生虫が駆虫剤抵抗性(Anthelmintic resistance)を持つことが世界的な問題になってきており、ヒトと動物の双方における医療の観点から、駆虫剤の責任ある使用(駆虫剤スチュワードシップ:Anthelmintic Stewardship)の重要性も提唱されています[1]。ここでは、馬の寄生虫(特に円虫や回虫)における駆虫剤への抵抗性に関して、世界的な発生状況を解説した知見を紹介します。参考文献:Nielsen MK. Anthelmintic...

  • 馬の麻酔後肺水腫の危険因子

    話題 - 2023/05/13

    一般的に、馬という動物は、全身麻酔による合併症を起こし易く、獣医師が取り扱う動物種のなかでも、最も麻酔を掛けるのが難しい動物の一つだと言われています。ここでは、そのような合併症の中で、発生率こそ低いものの、致死率が高いと言われている、麻酔後の肺水腫(Post-anesthetic pulmonary edema)に関する知見を紹介します。参考文献:Shnaiderman-Torban A, Steinman A, Ahmad WA, Kushnir Y, Sutton GA, Epstein A, Kelm...

  • 高齢馬の春の安全管理6選

    馬の飼養管理 - 2023/04/10

    春の兆しが跳んでいる(Spring has sprung)という季節ですが、高齢馬が健康で幸せな一年を送るためには、春はとても大事なシーズンだと言えます。ここでは、そのような高齢馬における春季の安全管理(Spring Safeguards)に関して、重要な事項6選を解説した記事を紹介します。参考資料:University of Kentucky College of Agriculture, Food, and Environment. Six Simple Spring Safeguards for Senior Horses: Ensure your se...

  • 馬の寄生疝における腹水NGAL濃度

    話題 - 2022/11/21

    馬の腹水検査は、腹腔臓器の病態を反映することが多いため、疝痛などの消化器疾患の診断に応用されています。一方、“NGAL”(エヌガル)とは、好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(Neutrophil gelatinase-associated lipocalin)の略号で、腎臓前駆細胞の分化誘導因子として同定された蛋白質であり、急性腎不全において尿中および血中での濃度上昇を呈することから、腎疾患の早期診断に応用されています。そして、近年では、腎臓以...

  • 高齢馬の飼養管理の基礎

    馬の飼養管理 - 2022/08/14

    自馬が高齢になりつつあるホースマンの中には、飼料に関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。近年の栄養学や獣医学、飼養管理に関する知見の蓄積によって、馬は高齢になっても活躍できる時代になってきました。しかし、栄養学の発展で分かってきたのは、高齢馬には特有のエサが必要という事だけでなく、給餌内容を変更するタイミングには個体差が大きいということです。つまり、高齢馬用のエサに変更する時期は、年...

  • 馬のボロ食いを止めさせる7つの対策

    馬の飼養管理 - 2022/07/31

    馬がボロ食いをしてしまって、対策に困っているホースマンもいらっしゃるかもしれません。馬のボロ食い(食糞)は、子馬では正常な行動であり、理由としては、ミルクから草へと食べ物が変わっていく時に、必要な腸内細菌叢を、母馬のボロから獲得するためと言われています。しかし、五ヶ月齢を越えた馬が、常態的にボロ食いをする場合には異常行動と見なされ、原因となる栄養問題や健康問題があると考えられます。ここでは、此処の...

  • 馬の駆虫に関する7つの間違い

    馬の飼養管理 - 2022/07/22

    馬の駆虫についての固定観念や俗説のなかには、色々と間違いがあるようです。寄生虫による馬の病気は、過去も現在も散発的に起こっており、適切な駆虫を行なうことは、馬の飼養管理の大事な一要素であると言えます。日本で馬に起こる寄生虫病としては、馬回虫(Parascaris equorum)によって起こる空腸閉塞、普通円虫(Strongylus vulgaris)によって起こる腸間膜動脈血栓症、馬糸状虫(Setaria equina)によって起こる混晴虫症、...

  • 馬の蕁麻疹への対策は根気強く

    馬の飼養管理 - 2022/07/20

    馬の体表に「点字」のように現れる蕁麻疹は、馬体からの警戒のメッセージですが、それを読み解くのは、点字を読むのと同じくらい難しいのかもしれません。蕁麻疹とは、アレルギー性過敏反応の結果として皮膚に生じた発疹のことを指し、病名としては、アトピー性皮膚炎という用語に当たります。馬に蕁麻疹を引き起こすアレルゲンとしては、乾草中のカビ、畜舎ダスト、牧草の花粉、などが知られています。また、薬品が原因となる場合...

  • 馬の軟便:実は怖い病気の前兆かも

    馬の飼養管理 - 2022/07/19

    馬の軟便については、軽く考えてしまうことは禁物です。軟便や下痢症とは、糞便に含まれる水分量が正常よりも多い状態を指し、消化管での水分吸収が減っている場合と、分泌が増えている場合とがあります。幸いにも、馬の軟便は、深刻ではないケースが殆どです。しかし、軟便の原因によっては、命に関わることもあり、油断のできない病気です。また、深刻でない軟便であっても、それが長引いてしまうことで、命取りの下痢症へと進行...

  • 疝痛の治療や予防に関する33個の注意事項

    馬の飼養管理 - 2022/07/15

    馬の疝痛を治療および予防するときに注意すべき事項をおさらいしましょう。疝痛とは、消化器疾患などにより馬が腹部疼痛を示している様子を指しますが、馬の消化器疾患の総称としても使われる用語です。馬の疝痛は、現在でも一番多い死因であり、早期診断と早期治療が重要であるにも関わらず、正確な診断が下せないまま治療方針を判断しなくてはいけないシチュエーションも多いという、ホースマンにとって大変に厄介な病気であると...

  • 馬の疝痛用語

    診療 - 2015/08/13

    研修医をしていた頃、緊急医療の当番では、患馬の初診を済ませた後、担当の先生方に電話連絡しなくてはなりません。あるとき来院馬の疝痛検査を一通り終えて、馬内科の先生に電話を掛けて、患馬の病状について、「おそらく軽度の痙攣疝(Spasmodic colic)もしくは風気疝(Gas colic)なので、予後は良好であると予測される」という旨を伝えたところ、「そんな用語を使わず、キチンと獣医学的な診断名を用いないと駄目だ!」と叱責...

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プロフィール

Rowdy Pony

Author:Rowdy Pony
名前: 石原章和
性別: 男性
年齢: アラフィフ
住所: 北関東
職業: 獣医師・獣医学博士
叩けよ、さらば開かれん!

質問、御意見、記事の要望等は下記まで
E-mail: rowdyponies@gmail.com

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