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タグ:調教 のエントリー一覧

  • 暖房した馬場での運動による馬の暑熱順応

    話題 - 2024/02/28

    一般的に、馬は暑熱に弱い動物であることが知られており、1992年のバルセロナ五輪に参加した競技馬が、暑さによる健康問題を生じたことから、暑熱順応(Heat acclimation)の重要性が認識されるようになりました[1]。そのような暑さ対策は、国際的な乗馬競技だけでなく、近年、地球温暖化によって夏季の気温上昇の傾向にある日本においても、競技馬のウェルフェア向上のために有益であると言えます。ここでは、2021年の東京五輪に...

  • 若齢馬の後膝の骨軟骨症と将来の競走能力

    話題 - 2024/01/24

    若齢馬の病気を診療するときには、成馬になったときのパフォーマンスへの影響も考慮する必要があります。一般的に、馬での後膝の骨軟骨症(Stifle osteochondrosis)では、内顆のボーンシスト、および、外側/内側滑車の離断性骨軟骨炎(OCD)の病態を取りますが、この二つでは、治療法や予後に差異があります。ここでは、若齢馬の大腿膝蓋関節のOCDにおける病態把握と、将来の競走能力への影響を評価した知見を紹介します。下記の...

  • 馬の理学療法での指針と手法

    馬の飼養管理 - 2023/04/17

    馬の健康問題のうち、実に八割を占めているのが運動器疾患であり、その治療のためには、クスリの投与や手術など、様々な内科的および外科的療法が適応されています。一方で、運動器機能の回復や維持を目的として、物理的手段を用いる手法もあり、一般的に「理学療法(Physical Therapy)」と呼ばれています。ここでは、馬の運動器疾患に対する理学療法に関して、その基本的な指針や手法を解説した記事を紹介します。参考資料:Shel...

  • 馬のリハビリ療法:10個の重要事項

    馬の飼養管理 - 2022/09/22

    馬の運動器疾患のなかでも、腱や靭帯、関節組織の損傷は、治癒に長期間を要することが多く、その治療期間中には、筋委縮によるパフォーマンスの低下を起こすことが一般的です。近年、馬の獣医療においては、ヒト医療におけるリハビリ療法と同様に、長期間の病気療養で下がってしまった馬の競技能力を、如何に短期間かつ有効に回復させていくか、という理念が生まれ、その技術や知見が深まってきています。ここでは、そのような馬の...

  • キネシオテープは馬の腹筋に効く?

    話題 - 2022/09/10

    キネシオテープとは、正式名をキネシオロジーテープ(Kinesiology taping)と言い、伸縮性のある綿やアクリル製のテープに接着剤がついているもので、筋肉と同じ伸縮率を持ったテープだと言われています。このテープを筋肉の走行に沿って、緊張を掛けるように皮膚に貼り付けることで、体内に隙間が出来てリンパ液の流れが良くなり、新陳代謝の改善および自然治癒力の向上を誘導して、筋肉の痛みを取り除くと言われています。キネシ...

  • 馬の舌縛りと気道内径の関連性

    話題 - 2022/09/02

    馬の舌縛りについて競走馬や競技馬で行なわれることのある「舌縛り(Tongue tie)」は、包帯や帯革などで舌を下顎に固定する措置のことで、ハミを越して舌を出す癖のある馬に用いられる事があります。また、舌縛りによって、舌骨を介して舌根と繋がっている喉頭軟骨を前方に牽引することが出来るため、運動中に喉頭軟骨の位置を安定化させて、軟口蓋背方変位を発症するのを予防したり、俗にいう“舌を飲み込んでしまう”という動作を...

  • つまずく馬は要注意

    馬の飼養管理 - 2022/09/01

    ホースマンの中には、自馬が頻繁につまづく事を心配されている方もいらっしゃるようです。つまずきは、トレーニングの妨げになったり、パフォーマンス低下になる以外にも、人馬転のリスクが増えることで、ヒトと馬の両方の健康と福祉に有害と言えます。ここでは、つまずく馬における発生要因や対策について紹介します。参考資料:Rachel Gottlieb, DVM. Why Does My Horse Stumble After Jumping? The Horse, Topics, Arthritis & ...

  • 馬の反復トレーニングは3回まで?

    馬の飼養管理 - 2022/08/31

    馬のトレーニングでの反復練習に関する知見が発表されています。ドイツのギーセン大学の研究者は、馬の反復トレーニングについて研究しています。一般的に、ホースマンが馬をトレーニングする時に、同じ動作を何回反復させるかに関しては、トレーナーが感覚的に判断することが多いそうですが、同研究者によると、反復トレーニングの回数が多すぎれば、時間のロスになるだけでなく、馬が退屈してしまう結果になると述べています。こ...

  • 書評:馬の愛情表現とは

    未分類 - 2022/08/26

    ホースマンにお勧めの本を紹介します。以下は、この本の要点の抜粋です。参考資料:What Horses Really Want. Horse Illustrated, Horse Books: Jan14, 2022.馬は、人間の下僕ではなく、友人になりたいと思っています。馬は、友人である人間のために考えるのです。その結果、馬は、私たちの指示に従わなかったり、指示していないことを実行したりしますが、それはとても良いことです。なぜなら、そのような行動は、馬が人間をパー...

  • 歩様解析で見えたピアッフェの凄さ

    馬の飼養管理 - 2022/08/25

    馬のピアッフェの歩様解析ピアッフェ(Piaffe)とは、上級レベルの馬場馬術で実施される歩法で、斜対肢を同時に挙上させ、前進することなくリズミカルに跳ねる動きを指します。いわば、収縮速歩やパッサージュから更に収縮を強め、その場で速歩をしているような歩様になります。これは、かなり難易度の高い歩法であり、強靭さと安定性、自得姿勢(Self-carriage:馬が自分でバランスとリズムを維持する状態)を要することから、こ...

  • ハンター競走馬の鼻出血の危険因子

    話題 - 2022/08/20

    馬の鼻出血について競走馬の鼻出血は、その多くが肺からの出血で起こり、運動中に血圧が上がることと、呼吸増加で肺胞の内圧が下がることが相まって出血に至ることから、運動誘発性肺出血(EIPH: Exercise-induced pulmonary hemorrhage)という病名で呼ばれます。競走馬におけるEIPHの発症率は、51~75%と様々です[1-4]。馬がEIPHを起こすと、肺組織の線維化および換気機能低下を続発するのみならず、長期間の出走停止となるため...

  • 盲導“馬”の普及と課題

    未分類 - 2022/08/16

    介助動物としてのミニチュアホースが話題になっています。一般的に、馬と言えば競走馬のレースや、乗馬の競技を思い浮かべますし、障害者のための介助動物といえば、盲導犬などのイヌを思い浮かべることが多いのかもしれません。しかし、2019年に、アメリカの運輸省は、盲導“馬”として使用されているミニチュアホースが、飛行機に搭乗することを許可すると発表しました。その結果、実際にミニチュアホースを連れて空の旅をエンジョ...

  • 熱射病の予防には競技前のクールダウン

    馬の飼養管理 - 2022/08/12

    馬の熱射病を予防する方策として、競技前のクールダウンが推奨されています。熱射病とは、暑熱や運動による体温上昇に、発汗による脱水が重なって、体温調節がうまく出来なくなり、深刻な健康障害をきたす病気を指します。馬においては、特に、総合馬術の野外走行競技においては、熱射病になる危険性が高いことが知られています。このため、この競技の開始前に馬体をクールダウンさせることで、熱射病の予防を図るという手法が提唱...

  • 馬の気性を落ち着かせるサプリ(2022年版)

    馬の飼養管理 - 2022/08/10

    馬の気性を落ち着かせるサプリメントに関して疑問を持たれているホースマンも多いのかもしれません。ここでは、そのようなサプリメントを比較して紹介します。馬の気性を落ち着かせ、性格を温和にする成分としては、マグネシウム、L-トリプトファン、ビタミンB1の3つが重要だと言われています。マグネシウムは神経伝達物質であるため、不足すると馬の性格が神経質で短気になると言われており、飼料中の含有量が低い場合も多いこと...

  • 馬の落鉄を減らす5つの対策

    馬の飼養管理 - 2022/08/03

    ホースマンのなかには、自馬が頻繁に落鉄して苦労されている方もいらっしゃるかもしれません。馬の蹄鉄が外れてしまうと、単に不便なだけではなく、落鉄した馬の蹄にダメージを与えてしまうこと、および、落ちた蹄鉄を他の馬が踏んでしまって怪我をすることもあり得ます。このため、落鉄を繰り返す馬に対しては、原因を予測して、可能な予防対策を講じることが大切です。馬の蹄鉄が外れてしまう原因は、①前肢蹄の鉄尾を後肢蹄が踏...

  • 野外障害における落馬リスクの解析

    話題 - 2022/08/01

    野外障害での落馬の危険性について科学的解析が行なわれており、ライダーの安全に配慮したコースデザインをする上で有用だと思われます。総合馬術の野外走行では、飛越する障害が固定されており、もしライダーが落馬して激突すれば、怪我の危険性が高くなる可能性があります。また、飛び込み水壕や乾壕などの馬が躊躇しやすい障害物では、落馬の確率が高まるかもしれません。そう考えると、野外障害の特性が、ライダーの落馬にどう...

  • 片足だけワンコを着けてみよう

    馬の飼養管理 - 2022/07/29

    ワンコを馬の片足だけに着けると、意外な効能があるようです。馬の歩様が、左右非対称であることは多いですが、動きの悪いほうに後肢にワンコを取り付けることで、馬にその肢の存在を意識させることになり、踏み込みを向上させられることがあります。そうすると、その肢を動かす筋力が強化され、歩様の対称性を改善させる効果が得られると言われています。また、怪我や故障によって片方の後肢の動きが悪くなった場合には、その肢に...

  • 背弯した高齢馬は乗っても大丈夫?

    馬の飼養管理 - 2022/07/27

    背弯姿勢になった高齢の馬は、騎乗しても問題ないのでしょうか。背弯とは、胸椎から腰椎までの背骨が下方に沈み、馬の背中がUの字に弯曲した馬体の状態を指します。英語では、スウェイバックまたはロードシスと呼ばれ、通常、高齢馬によく見られますが、若齢馬に起こることもあり、発生率は約1%になることが知られています。ホースマンにとっては、自らが座る位置である背中が凹んでいるため、騎乗することへの不安を持つことが多...

  • 馬のネブライザー治療の実践

    診療 - 2022/07/22

    馬の呼吸器疾患に応用されているネブライザー治療について復習しましょう。ネブライザー治療とは、医学用語では吸入療法(Inhalation therapy)と呼ばれ、噴霧した薬剤を呼吸に併せて吸い込ませることで、上部及び下部気道組織に直接的にクスリを作用させる治療法です。適応症例としては、競走馬に見られる炎症性気道疾患(IAD)や運動誘発性肺出血(EIPH)のほか、高齢馬のアレルギー疾患である回帰性気道閉塞(RAO)や、鼻腔や咽...

  • 鼻ネジは諸刃の剣

    馬の飼養管理 - 2022/07/21

    馬に対する鼻ネジの使い方や注意点についてシッカリ理解しておきましょう。鼻ネジ(鼻捻棒とも言う)とは、馬の物理的保定に用いられる器具で、通常は、木製の棒の先端に金属チェーン又はロープがループ状に取り付けられており、このループを馬の上唇に巻き付けて締めるように使用します。鼻ネジは、痛みや不快感を伴う獣医療行為を実施するときによく使用され、また、毛刈りや交配などの場面で、馬を安全に制御するために用いられ...

  • 乗馬に転用される競走馬に気をつけること

    馬の飼養管理 - 2022/07/14

    引退した競走馬が、乗馬として活躍していくためには、様々な点に気をつけることが大切です。引退した競走馬を、乗馬にうまく転用していくことは、日本の馬社会においても重要です。日本は欧米諸国と異なり、国内で飼養されている馬に占める競走馬の割合が、六割以上と非常に多く(欧米では1~2割程度)、引退競走馬の受け皿の一つとなる乗馬という産業の規模が、相対的に低くなりがちだと言えます。近年、引退馬のリトレーニング活...

  • 無観客競馬では人気馬が勝つ?

    未分類 - 2020/04/30

    無観客での競馬は、馬やファンに影響を与えているようです。新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、経済活動の自粛が続くなか、競馬も無観客で開催される時世になっています。大勢の入場客がいないことで、出走する馬たちにも影響が出てているようです。馬は繊細で臆病な気性であり、五感のうち聴覚に最も頼っている動物です。通常開催の競馬においては、パドックや走行中に馬の耳に入る歓声や怒号によって、馬が興奮したり入...

  • 馬は親密な乗り手を信頼する

    馬の飼養管理 - 2015/08/09

    馬はやはり、普段から慣れ親しんだ、親密な乗り手を信頼しているようです。今年七月に英国で開催された、馬術科学国際協会(International Society of Equitation Science)の学術集会で発表された研究では、馬が親密な乗り手(Familiar rider)を信頼するのか否かが検討されています。この研究では、普段から一人の乗り手だけが騎乗している私有馬や警察馬、および、普段から複数の乗り手が騎乗している乗馬クラブの所有馬を用い...

  • 馬獣医師によるレース前検査

    未分類 - 2015/08/09

    馬獣医師による競走馬のレース前検査の有用性が論議されています。ケンタッキー州競馬委員会(Kentucky Horse Racing Commission)の馬獣医理事(Equine Medical Director)であるメリー・スコレイ獣医師は、10月16日に開催された「競走馬の福祉と安全に関するサミット」において、レース前獣医検査(Pre-race veterinary examination)の有用性についての講演を行いました。そして、レース前の馬を獣医師が監査(Inspection)して...

  • 鞍ズレと跛行の関係

    馬の飼養管理 - 2015/08/09

    馬の鞍ズレ(Saddle slip)と後肢跛行(Hind-limb lameness)の関係が調査されています。英国馬獣医協会の学術集会(British Equine Veterinary Association Congress)における研究報告では、様々な歩様状態にある128頭の馬に、それぞれ二人以上の騎手が乗って、その際の跛行グレードと鞍ズレの度合いが評価されました。その結果、「一貫した鞍ズレ」(Consistent saddle slip)の症状を呈した馬の割合は、後肢跛行の馬では54%に...

  • 育成期サラブレッドの胃潰瘍

    話題 - 2015/08/09

    日本の育成期サラブレッドに対するオメプラゾールの効果が報告されています。この研究では、騎乗開始から三ヵ月前後の育成期のサラブレッド(平均21ヶ月齢)のうち、健常な62頭を、オメプラゾール投与郡と、偽薬投与郡に分けて、投与開始から四週間後の胃内視鏡検査によって、胃潰瘍の発症率を比較したところ、オメプラゾール投与郡では4%(1/28頭)に留まったのに対して、偽薬投与郡では39%(12/31頭)に及んでいました。このため...

  • ヒトと馬の心は同調する?

    未分類 - 2015/08/09

    人間と馬の心理的な緊張の度合いが、同調するかどうかが研究されています。古典的に、馬には心理的に同調する能力があり、人間がナーバスな精神状態のときに馬に接すると、馬の方までナーバスになって、調教や競技がうまく運ばないという経験的知見があります。私も、乗馬のインストラクターに、気持ちが苛立っている時には、馬はそれを敏感に察して、馬のほうまで苛立ってしまう、という助言を貰った事を思い出します。今回、カナ...

  • 衝撃波療法への規定強化の動き

    未分類 - 2015/08/09

    衝撃波療法への規定強化の動きについて。国際競馬規定の評議委員協会(Association of Racing Commissioners International Rules Committeee)では、衝撃波療法(ショックウェーブ治療:Shockwave therapy)に対する新しい規定案(Model rule)が審議されました。この問題は、騎手組合(Jockeys’ Guild)から提起されており、その背景には、衝撃波療法を受けた馬が致死的怪我(Breakdown injury)を発症して、人馬転などの大事故...

  • 競馬施設での人身事故

    未分類 - 2015/08/09

    英国の競馬施設での人身事故について調査報告されています。Filby M, Jackson C, Turner M. Only falls and horses: accidents and injuries in racehorse training. Occup Med (Lond). 2012 Jul; 62(5): 343-349.調査対象となったのは、英国における256箇所の競走馬の牧場または調教施設で、このうち一年間の調査機関中(2008年)に、人身事故が起こったのは49%(126/256施設)で、一つの施設当たり平均5.3回の事故が報告されてい...

  • レース中の馬の内視鏡検査

    話題 - 2015/08/09

    レース中の馬に対する内視鏡検査(Endoscopy)が試みられています。Priest DT, Cheetham J, Regner AL, Mitchell L, Soderholm LV, Tamzali Y, Ducharme NG. Dynamic respiratory endoscopy of Standardbred racehorses during qualifying races. Equine Vet J. 2012 Sep;44(5):529-34.馬に起こる多くの上部気道疾患(Upper airway disorder)は、安静時には認められず、高速運動時における内視鏡検査によってのみ、異常所見が認め...

  • 競走馬の事故情報の公表

    未分類 - 2015/08/09

    米国のニューヨーク州は、競走馬事故における検索可能なデータベースを公表しました。このオンラインでのデータベースでは、十箇所以上もあるニューヨーク州の競馬場で起こったサラブレッド競走馬の事故を、レース中だけでなく厩舎内での事故まで、全て検索できるようになっています。検索項目は、それぞれの年度ごとに、「全ての事故」および「死亡事故」に分かれており、事故に遭った馬、調教師、騎手の実名だけでなく、事故の起...

  • 人参ストレッチの効果

    馬の飼養管理 - 2015/08/08

    人参ストレッチ(Carrot stretch)による治療効果が報告されています。Stubbs NC, Kaiser LJ, Hauptman J, Clayton HM. Dynamic mobilisation exercises increase cross sectional area of musculus multifidus. Equine Vet J. 2011; 43(5): 522-529.「人参ストレッチ」とは、力学的可動エクササイズ(Dynamic mobilisation exercises)とも呼ばれ、人参などのエサを馬が下方へと首を伸ばしたり、左右に首を曲げた状態で与えること...

  • 馬に鞭を使うと本当に速く走るのか?

    未分類 - 2015/08/08

    競走馬における鞭の使用とレース成績の関係が調査されています。David Evans, Paul McGreevy. An investigation of racing performance and whip use by jockeys in thoroughbred races. PLoS ONE. 2011;6(1): e15622:1-5.この研究では、GPS(Global positioning system)を用いて、オーストラリアにおける幾つかのサラブレッド平地レースの解析が行われ、レース終盤の三区間(ゴール前の200メートル、200~400メートル、400~600...

  • 馬の跛行グレードの改正

    診療 - 2015/08/08

    馬の跛行グレードが改正されました。跛行(Lameness)は、馬の健康問題の八割以上を占めることが知られており、跛行検査(Lameness examination)は馬獣医師の仕事の中でも、最も頻繁かつ重要なものであると言えます。また、三科目競技の獣医検査においても、跛行の有無およびその重篤度の判定は、大切な判断要素に挙げられます。跛行検査の際に使用されるグレード法としては、全米馬臨床医協会(American Association of Equine P...

  • 致死的骨折の予防

    話題 - 2015/08/07

    2006年のBarbaroや、2008年のEight Bellesのように、致死的骨折(Catastrophic fracture)によって安楽死(Euthanasia)となる競走馬をいかに減らしていくか、という論議がアメリカでは盛んになっています(The Horse Magazine, June 17 2008, Article #12022)。疫学的研究(Epidemiologic research)の結果によれば、性別、年齢、跛行用治療薬の投与などが潜在的な危険因子(Potential risk factors)として挙げられていますが、...

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プロフィール

Rowdy Pony

Author:Rowdy Pony
名前: 石原章和
性別: 男性
年齢: アラフィフ
住所: 北関東
職業: 獣医師・獣医学博士
叩けよ、さらば開かれん!

質問、御意見、記事の要望等は下記まで
E-mail: rowdyponies@gmail.com

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