タグ:飼料 のエントリー一覧
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馬の腺胃部での胃潰瘍と飼料の関係性
話題 - 2023/08/09一般的に、馬は胃潰瘍を起こしやすい動物であり、その潰瘍病変は、扁平上皮に覆われた無腺胃の箇所(噴門側)に好発することが知られています。一方、近年では、幽門側の腺胃部に起こる胃潰瘍も、半数近い競走馬や乗馬競技馬に発症することが判明しており、プアパフォーマンスや疝痛症状に関連することが分かってきています。ここでは、競走馬の腺胃部での胃潰瘍と、飼料の関連性を調査した知見を紹介します。この研究では、フラン...
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ブランマッシュの利点と欠点
馬の飼養管理 - 2023/07/19ホースマンの中には、温かいブランマッシュを準備して、愛馬に与えるのを楽しみにしている方もいらっしゃるかもしれません。また、競技会に参加して疲れていたり、体調を崩した馬に対しても、お粥状に調理したブランマッシュが給餌されることもあります。ここでは、ブランマッシュを馬に給餌することの利点と欠点を解説した知見を紹介します。参考資料:Clair Thunes, PhD. Risks Associated With Feeding Horses Traditional Bran...
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馬の退屈さを無くす6つの対策
馬の飼養管理 - 2023/07/12一般的に馬は、退屈になると、好ましくない行動を取ることが多くなります。多くの場合、退屈さにかまけた馬たちは、馬房の壁や水桶、放牧柵、馬着などを咬んで破壊してしまいます。また、サク癖や熊癖、旋回癖などの悪癖を覚えてしまう馬もいます。このような行動への対策としては、退屈さを無くしてあげることが、最も根本的な解決策であると言えます。馬という動物は、自然な生活環境の中では、一日のうちの多くの時間を、牧草を...
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馬に給餌するオイルの種類
馬の飼養管理 - 2023/06/21ホースマンの中には、毛艶や肉付きの向上を目的として、飼料へのオイル添加を試みる方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、馬に給餌するオイルについて解説した知見を紹介します。参考資料:Clair Thunes, PhD. Choosing the Right Type of Oil for Your Horse. The Horse, Article, Commentary, Equine Nutrition FAQs, Feeding Fats, Nutrition, Nutrition Basics: May 29th, 2023.一般的に、馬にオイルを給餌することで、...
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冬でも馬に飲水させる7つの対策
馬の飼養管理 - 2023/02/22冬場に、馬が十分に飲水してくれるか否かは、ホースマンにとっては、大きな心配事の一つなのかもしれません。ここでは、冬でも馬に自発的に飲水させる方策を解説した記事を紹介します。参考資料:Janice L. Holland, PhD. How to Keep Your Horse Hydrated During the Winter. The Horse, Topics, Horse Care, Nutrition: Dec24, 2022.馬が冬の寒さを乗り切るためには、暖かい馬着を着せたり、風雨を避ける小屋を放牧地に整備する...
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馬の胃潰瘍サプリは毎日あげても大丈夫?
馬の飼養管理 - 2022/10/01馬は胃潰瘍を起こし易い動物であることが知られており、その要因としては、一日中コンスタントに胃酸が分泌されること、および、胃袋の上半分を占める扁平上皮部がpH変化に弱い構造であること、などが挙げられています。また、レースや長距離輸送など、ストレスの多い馬ほど、胃潰瘍を発症しやすいことも知られています。一般的に、自然な環境で生活している馬では、一日の3/4以上の時間を、青草を食むことに費やすため、唾液や粗...
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馬の行動と腸内細菌叢の関連性
話題 - 2022/09/27馬の行動と腸内細菌叢の関連性について、徐々に新たな知見が示されています。参考資料:Stacey Oke, DVM, MSc. Horse Behavior and the Microbiome: What’s the Connection? The Horse, Topics, Behavior, Digestive System, Digestive Tract Problems, Horse Care, Nutrition, Vet and Professional: Nov27, 2021.近年、ヒト医療の分野において、脳の状態が腸に影響を及ぼし、逆に、腸の状態も脳に影響を及ぼす現象が研究されてお...
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馬の5つの自由
馬の飼養管理 - 2022/09/23馬をはじめとする飼育動物たちは、本来の自然界での生活を送ることはできず、制限された環境で飼養されています。このため、私たち人間には、飼育動物が可能な限り快適で、可能な限り苦痛を受けずに暮らしていけるようにする義務と責任があります。そこで、1960年代の英国では、飼育動物の管理方法を改善し、動物の福祉を確保することを目的として、「動物の5つの自由」(The Five Freedoms for Animal)という下記の理念が定めら...
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アルファルファに関する4つの誤解
馬の飼養管理 - 2022/09/17馬の飼料としてのアルファルファには、栄養学的なメリットが多いのですが、一方で、幾つかの誤解も持たれているようです。ここでは、アルファルファ乾草に関して、よく耳にする4つの誤解を紹介します。参考資料:Heather Smith Thomas. Four Misconceptions About Alfalfa. The Horse, Topics, Article, COPD, Heaves & RAO, Cushing's Disease, Hay, Kidney Problems, Laminitis (Founder), Metabolic Syndrome, Nutrition, Nutr...
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運動と飼料の管理で馬のコズミ予防を
馬の飼養管理 - 2022/09/15ホースマンの中には、コズミをよく起こす馬の管理に苦労されている方もいらっしゃるようです。コズミとは、競走や競技のあとの数時間で、筋炎による痛みなどで強直性の歩様を示している症状を指すことが一般的です。馬のコズミは、単なる筋肉痛によるものが殆どですが、重度や頻発する場合には、強度運動によって骨格筋が融解する病気を起こしているケースもあり、これを労作性の横紋筋融解症と呼んでいます。ここでは、この横紋筋...
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秋の疝痛を防ぐ7つの対策
馬の飼養管理 - 2022/09/11馬における秋の疝痛馬の疝痛のなかでも、便秘疝などの一部の病気は、晩夏から初冬にかけて増加する傾向にあることが知られています。それには、数多くの因子が関与しており、①気温低下に伴って馬の飲水欲が下がること、②馬の食欲が増して早食いをしやすくなること、③牧場等では給餌内容が生草から乾草に変わっていく時期であること、などが含まれます。ここでは、これらの諸要因を踏まえて、秋季に馬が疝痛を発症するのを未然に防...
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蹄葉炎の馬における飼養管理
馬の飼養管理 - 2022/09/10蹄葉炎になった馬に対する飼養管理で悩んでいるホースマンも多いのかもしれません。蹄葉炎の馬において、体重を少し絞って、罹患蹄への負荷を軽減するのが良い場合があります(理想体重の約一割減)。その場合でも、急激にエサの量を減らすのではなく、給餌量は体重の1.5%を維持するようにします。なお、ボディコンディションスコアは、9段階中の5を維持するように努め、体重計のない牧場等では、胸囲と体長から体重を計算するこ...
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馬の喉詰まりを予防する10個の対策
馬の飼養管理 - 2022/09/06ホースマンの中には、頻繁に喉詰まりを起こす馬に苦労されている方もいらっしゃるのかもしれません。喉詰まりとは、食道梗塞のことを指し、食道に飼料が詰まって通過障害を起こす病気です。また、喉詰まりが悪化すると、誤嚥性肺炎を続発して命に関わることもあるので、シッカリとした予防対策を取ることが大切です。喉詰まりは高齢馬に好発することが知られており、15歳以上の馬では、食道梗塞を起こすリスクが3.1倍も高いことが...
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乾草を先に与えて疝痛予防
馬の飼養管理 - 2022/08/22ホースマンの中には、自馬が頻繁に疝痛を起こすことにお悩みの方もいらっしゃるようです。馬の疝痛とは、消化器疾患によって疼痛反応を示している状態を指す用語で(症状名であり診断名ではない)、現在でも、馬の死亡原因の第一位は疝痛だとも言われます。軽度疝痛を繰り返す馬においては、胃潰瘍や寄生虫感染など、潜在的要因を持つケースもありますが、消化管の蠕動機能の低下が起きていて(加齢、疲労、季節性、子馬のときの寄...
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馬の鎮痛剤は毎日飲ませても安全?
馬の飼養管理 - 2022/08/19ホースマンのなかには、馬に鎮痛剤を毎日飲ませ続けても大丈夫なのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるようです。一般的に、馬の健康問題の八割は運動器疾患であり、そのうち、関節炎が占める割合が最も多いと言われています(飛節内腫、ナビキュラー病、リングボーン、膝関節炎、球節炎など)。このため、15歳以上の乗馬の競技馬において、慢性的な関節痛による跛行やプアパフォーマンスを呈する個体も多く、そのような関節...
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馬を夜間だけ放牧させるメリット
馬の飼養管理 - 2022/08/18馬の夜間だけ放牧させることの利点について紹介されています。一般的に、厩舎飼いされている馬であっても、一定の時間を放牧場で過ごすことで、馬房で退屈する時間が減らせるため、気性や性格が温和になったり、サク癖や熊癖などの悪癖を予防できるというメリットがあります。また、牧草地に放すことが可能であれば、新鮮な青草を摂取させることが可能となって、ミネラルや電解質の不足を補って健康状態の向上につながるだけでなく...
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馬の飼養管理における7つの誤解
馬の飼養管理 - 2022/08/16馬の飼養管理について、昔からホースマンのあいだで言われている通説がありますが、その中には勘違いや誤解も含まれているようです。今回は、そのような誤解を7つ紹介します。参考資料:Janicki KM. 7 Equine Nutrition Myths Busted. The Horse, Topics: Jan3, 2022.誤解1:馬は本能的に足りない栄養素を知っている馬が土や砂、コンクリの壁などを舐めていると、馬自身が体に不足している栄養素を感じていて、本能的にそれを補...
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高齢馬の飼養管理の基礎
馬の飼養管理 - 2022/08/14自馬が高齢になりつつあるホースマンの中には、飼料に関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。近年の栄養学や獣医学、飼養管理に関する知見の蓄積によって、馬は高齢になっても活躍できる時代になってきました。しかし、栄養学の発展で分かってきたのは、高齢馬には特有のエサが必要という事だけでなく、給餌内容を変更するタイミングには個体差が大きいということです。つまり、高齢馬用のエサに変更する時期は、年...
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馬の息労:厩舎ダストを減らす7つの対策
馬の飼養管理 - 2022/08/08馬の息労について馬の息労は、回帰性気道閉塞(Recurrent airway obstruction)とも呼ばれ、カビや粉塵などのアレルゲンを吸い込むことで、気管支のアレルギー反応を起こして、頻呼吸や発咳を生じる病気です。一般的に、厩舎ダストに過敏体質な高齢馬に発症しますが、類似病態としては、若い馬に起こる炎症性気道疾患(Inflammatory airway disease)や、屋外のアレルゲンに起因する夏季牧草関連性閉塞性肺疾患(Summer pasture-as...
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馬のお腹に溜まった砂を出そう
馬の飼養管理 - 2022/08/04馬の砂疝に関する基本事項砂疝とは、大腸の内部に砂が貯留して疝痛を起こす馬の病気です。病態としては、砂の粘膜刺激から大腸炎を起こして下痢を呈する場合や、砂がコシ網のように作用して食滞を起こして疼痛症状を呈する場合があります。いずれも、重篤化すると開腹術と結腸切開による砂摘出を要するため、砂の貯留を予防することが大切になってきます。また、砂粒にミネラルが沈着すると結石が形成されるため、腸結石症を防ぐた...
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馬のBCSと体重計算法
馬の飼養管理 - 2022/08/03馬のボディ・コンディション・スコア(BCS)について競技馬や競走馬の体重を適正に管理することは、馬の飼養管理法のなかでも、最も大切な要素の一つであると考えられます。また、高齢馬の削痩や、ポニーの肥満など、注意深く体重管理をする必要がある個体も多いと言えます。そして、馬の体重や体格の変化をモニタリングする指標として有用なのが、ボディ・コンディション・スコア(BCS: Body condition score)と呼ばれる体格の点...
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馬のスローフィーダー:お勧め5選
馬の飼養管理 - 2022/08/02馬のスローフィーダーについてスローフィーダーとは、馬の飼料を入れる袋や桶のうち、ゆっくりと食べることを促す構造になっているものを指します。馬が早食いをすると、異常発酵や食滞を引き起こして、疝痛の原因になる危険性があります。また、飼料を食べるのに時間が掛かるようにすれば、馬が馬房で退屈する時間が減り、悪癖や異常行動の予防にも繋がります。昔から、飼い桶のなかに石を入れて濃厚飼料の早食いを防ぐ工夫がされ...
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馬のボロ食いを止めさせる7つの対策
馬の飼養管理 - 2022/07/31馬がボロ食いをしてしまって、対策に困っているホースマンもいらっしゃるかもしれません。馬のボロ食い(食糞)は、子馬では正常な行動であり、理由としては、ミルクから草へと食べ物が変わっていく時に、必要な腸内細菌叢を、母馬のボロから獲得するためと言われています。しかし、五ヶ月齢を越えた馬が、常態的にボロ食いをする場合には異常行動と見なされ、原因となる栄養問題や健康問題があると考えられます。ここでは、此処の...
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馬の開腹術の後はいつまで絶食?
話題 - 2022/07/28馬の開腹術をした後、いつまで絶食させるかは、臨床医にとって迷い処かもしれません。馬の疝痛のなかでも、開腹術を要するほど重篤な消化器疾患では、術後しばらくは絶食させることが一般的です。その理由としては、腸蠕動が低下した箇所が通過障害を再発するリスクがあることや、腸管の切開や吻合した箇所から腸内容物が漏出して、癒着や腹膜炎を続発するのを抑えるため、等が挙げられています。しかし、そのような術後の絶食を、...
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背弯した高齢馬は乗っても大丈夫?
馬の飼養管理 - 2022/07/27背弯姿勢になった高齢の馬は、騎乗しても問題ないのでしょうか。背弯とは、胸椎から腰椎までの背骨が下方に沈み、馬の背中がUの字に弯曲した馬体の状態を指します。英語では、スウェイバックまたはロードシスと呼ばれ、通常、高齢馬によく見られますが、若齢馬に起こることもあり、発生率は約1%になることが知られています。ホースマンにとっては、自らが座る位置である背中が凹んでいるため、騎乗することへの不安を持つことが多...
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胃潰瘍の予防には運動前の軽食
馬の飼養管理 - 2022/07/25馬の胃潰瘍の予防対策としては、運動前の軽食が有効だと言われています。胃潰瘍とは、胃粘膜が胃酸によって炎症を起こして、胃壁の糜爛や潰瘍に進行してしまう疾患であり、競走馬では発症率が八割以上とも言われています。馬の胃潰瘍は、間欠性疝痛を起こしたり、コンディション不良から競技能力の低下にも繋がるという困った病気です。馬の胃潰瘍には、胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ抑制薬(オメプラゾール)というクスリが投...
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馬の夏バテのサプリメント(2022年版)
馬の飼養管理 - 2022/07/23夏バテへの効能が謳われたサプリメントをまとめました。夏バテの馬に対しては、電解質の補給を目的としたサプリメントが有用であると言われており、その中でも特に、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムが重要になります。また、ビタミン類も疲労回復に役立つと言われています。塩辛さで嗜好性が落ちないよう、果物フレーバーの製品もあります。なお、下記の製品については、成分や価格が変更される事もありますので、...
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馬の駆虫に関する7つの間違い
馬の飼養管理 - 2022/07/22馬の駆虫についての固定観念や俗説のなかには、色々と間違いがあるようです。寄生虫による馬の病気は、過去も現在も散発的に起こっており、適切な駆虫を行なうことは、馬の飼養管理の大事な一要素であると言えます。日本で馬に起こる寄生虫病としては、馬回虫(Parascaris equorum)によって起こる空腸閉塞、普通円虫(Strongylus vulgaris)によって起こる腸間膜動脈血栓症、馬糸状虫(Setaria equina)によって起こる混晴虫症、...
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馬の蕁麻疹への対策は根気強く
馬の飼養管理 - 2022/07/20馬の体表に「点字」のように現れる蕁麻疹は、馬体からの警戒のメッセージですが、それを読み解くのは、点字を読むのと同じくらい難しいのかもしれません。蕁麻疹とは、アレルギー性過敏反応の結果として皮膚に生じた発疹のことを指し、病名としては、アトピー性皮膚炎という用語に当たります。馬に蕁麻疹を引き起こすアレルゲンとしては、乾草中のカビ、畜舎ダスト、牧草の花粉、などが知られています。また、薬品が原因となる場合...
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割れにくい蹄をつくろう
馬の飼養管理 - 2022/07/16割れにくい蹄をつくる方法はあるのでしょうか?馬に起こる裂蹄という病気は、蹄壁が割れたり、裂け目を生じてしまった状態を指し、亀裂が深部まで達してしまうと強い痛みを呈して、その馬を騎乗することが出来なくなるため、乗馬や競馬において大変重大な問題となります。裂蹄を起こした蹄に対しては、装蹄師や獣医師が、割れた箇所の蹄壁を、固定したり修復させる措置を講じます。この際、蹄壁のどの部分を裂傷しているかによって...
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乾草の高騰で代わりのエサは?
馬の飼養管理 - 2022/07/14馬に給餌する乾草が手に入りにくい場合、その代わりに給餌する粗飼料は何が良いのでしょうか?ここ数年、コロナ禍や欧州での戦争の影響で、日本に輸入される乾草の価格が高騰しています。このため、乗馬倶楽部や牧場によっては、馬のエサ代を抑えるため、乾草の給餌量を減らして、他のエサに代替する必要が出てきている状況もあるようです。そのような場合には、どのような代替粗飼料を選択するのか、という事だけでなく、給餌の際...
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育成期サラブレッドの胃潰瘍
話題 - 2015/08/09日本の育成期サラブレッドに対するオメプラゾールの効果が報告されています。この研究では、騎乗開始から三ヵ月前後の育成期のサラブレッド(平均21ヶ月齢)のうち、健常な62頭を、オメプラゾール投与郡と、偽薬投与郡に分けて、投与開始から四週間後の胃内視鏡検査によって、胃潰瘍の発症率を比較したところ、オメプラゾール投与郡では4%(1/28頭)に留まったのに対して、偽薬投与郡では39%(12/31頭)に及んでいました。このため...
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改良型の飼い桶による疝痛予防
馬の飼養管理 - 2015/08/09改良型の飼い桶を使うことで、疝痛が予防できる可能性が検討されています。Carter MJ, Friend TH, Coverdale J, Garey SM, Adams AL, Terrill CL. A Comparison of Three Conventional Horse Feeders with the Pre-Vent Feeder. Journal of Equine Veterinary Science. 2012; 32: 252-255.この改良型の飼い桶は(Pre-Vent Feeder)、底面に八つのカップ状の窪みが設置されており、それぞれのカップは馬の口唇がピッタリ入るぐらい...
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地球温暖化と蹄葉炎
未分類 - 2015/08/07地球温暖化(Global warming)によって蹄葉炎(Laminitis)の発症の危険が高まる可能性があるのでしょうか?(International League for the Protection of Horses in Jurga Report, Horse Health Headlines, April 8, 2008)馬の栄養管理の専門家達によるプレスリリースによれば、気候変化(Climate change)によって四季の気温の変動幅が小さくなり、季節が互いに混合(Season merging)しはじめると、牧草が一年を通じて成長し...